ヤフオク担当者への返信(ロシアより愛を手込めにして)

季刊管球王国 vol.33 (別冊ステレオサウンド)垂水源之介です。
早速の返信どうもありがとうございました。
まず、
http://list3.auctions.yahoo.co.jp/jp/2084037423-category.html
をご覧下さい。
このページ「真空管アンプ」の下位のカテゴリーは(右上の「カテゴリー」にあるように)、パーツ部品、真空管、本体となっています。
さてそこで、「本体」を選択してみましょう。
http://list3.auctions.yahoo.co.jp/jp/2084046925-category-leaf.html
が出ます。そこでブラウズしてゆくと、例えば
h28809128
の画面がでます。ここでの出品はカテゴリー「真空管アンプ本体」にもかかわらず、ケーブルを出品しています(この出品者は個人のふりをしていますが、売り方は営業に手慣れた出品者のようです)。その下には、
s29771264
p59169014
の出品があります。この出品者は同一で、これは明らかにプロ(ネット販売業者)です。もちろん業者が出品するのは問題はありません。問題は「真空管アンプの本体」のカテゴリーのところに、「部品パーツ」をポストする行為にあります。
これを通して、特定の品目を探すのに苦労します。とくに「真空管アンプの本体」は、既製品のお買い得オークションを探すような特定の品番などで商品をブラウズすることが少ないので、このような出品者のルール違反は、買うだけのユーザーにとって目障りで鬱陶しいだけです。
よい品をより安く売りたいのであれば、その出品のカテゴリーにおいて勝負するのが筋ではないでしょうか?
資本主義精神の歴史社会学研究の教訓に照らし合わして言ってみれば、〈公正な資本主義的取引を保証するのは、商人の〈信用〉を目に見える行為であらわすことであり、商人が誠実かどうか〈ココロの中身〉をのぞき見ることはできないので、その〈信用〉を担保するのは、その商人の誠実と思える行動以外にない〉ということになります。
ヤフーオークションが、出品者の入札/落札の記録をプロファイルして、その信用を担保しているのも、その現れです。
真空管アンプの本体」のカテゴリーでの、悪質なカテゴリーの濫用は、個々のケースによるIDの告発だけでは、もはや対処できないほどになっています。
以上が、別件で報告させていただきたい内容でした。