現代の浄瑠璃に泪する

原爆災害―ヒロシマ・ナガサキ (岩波現代文庫 学術149) 長崎でやるので、ご当地で「被爆に関する医学を考える」というテーマセッションをやってもよろしいかと思います。チェルノブイリ20周年で原子力と医学の結びつきについて考えようとするものです。
 みなさん関連文献を1つ選んで読んできてもらい「被爆と医学」の関連についてフリー討論するのです。
 そういえば量子力学シュレディンガーは「生命とはなにか」を書き、分子生物学の思想史的基盤を用意していますしね。
 永井博士の長崎の鐘から六ヶ所村まで。それから「被爆地ツアー」という観点からは、政府運営の祈念館という戦争犯罪の犠牲者の怨念を霊的に封印するおもしろい国立呪術施設もありますしねぇ。(録音が電子化されて一部公開しており、罹災者の語りがテープで聴けます。コレクションは膨大にあります。公開されているのは口頭伝承的にみても“秀作”ばかりで、泣かされるものもあります
(現在の生きた浄瑠璃です、ホント)