本物の「図書館戦争」とは?

本物の「図書館戦争」とは、権力の〈検閲〉との戦いではなく、図書というもののなかに潜む〈ジャンク情報〉や〈知識の正当性〉をめぐる闘いのことを言うのだ!図書館の中でかび臭い本の叢林のゲリラと、大型書店のバイオリズムを壊すまでのまぶしい光から供給されるジャンク本の正規軍との戦いなのじゃ !
X大学附属図書館寄贈図書受入基準(X年Y月Z日館長裁定)
2 次の各号の一に該当する寄贈図書は、附属図書館の蔵書として受入れないものとする。
(1)附属図書館として認めがたい寄贈条件が付されている図書。
(2)既に附属図書館が所蔵している図書と同一のものであって、受入れることによって必要以上に重複するもの。
(3)刊行後相当の期間が経過しているために資料的価値が著しく減じている図書。
(4)利用者に誤った情報を与える恐れがある図書。
(5)バックナンバーを除く継続して寄贈されることが期待できない逐次刊行物。
(6)特定の宗教、政治団体または営利団体等の広報・宣伝等を目的として出版された図書。
(7)内容が趣味的で、学術出版物とは認めがたい図書。
(8) 汚損または破損した図書で、補修に要する費用が当該図書の取得に要する費用より高額なもの。
(9)その他大学図書館に相応しくない図書。