2013-06-12から1日間の記事一覧

日本王制の奇妙な性質

三島由紀夫の文化防衛論(1968)のなかにある背骨は菊と刀の連続性ということだ。 だから、彼が防衛という刀の部分には、軍事的武装だけでは武装を為さないという不全感が強くあり、それが哲学的な武装つまり文化防衛という発想が出てくるのだ。 だがこれは…