米国は日出ずる國の属国か?

異説【米国は日出ずる國の属国】
 遅れてきたアンチコロニアリストのオリバー・ストーンの「日本が米国の属国に見える」は、沖縄占領を済ませた米兵と同じようなコロニアリストのメンタリティをもって、むしろ偉大な錯誤、奇妙な頓珍漢、尊大なアナクロニズムに見えるのはなぜだろう?_経済的なマーケットとして日本の巨大な市場となり、さまざまな大きな産業が食いつぶされた米国がじつは、バブルがはじける前までの「米国が日本の経済的属国」だった昨日の記憶を忘れている。地政学的な観点から、対中国政策に巨大な未亡人製造機を投入し、一度墜落したら、暴動も起こりかねない琉球の上空を大量の石油を消費しながら飛ぶ姿は、主人が投げたフリースビーを尻尾をふって走り回る犬そのものではないのか? 黒船以来の米国介入と侵略の歴史は、むしろ、米国内の心理的および経済的負担そのものだ。おまけにポストフクシマ以降は、需要がひっ迫したジャパンプレミアムシェールガスGM作物しか売るものがない、米国が第三世界化した証左ではないのか?「親日家」のアーミテージの日本の国防外交政策への「助言」も、僕はむしろ「嘆願」のように読める。