Please enjoy it!!!

でも、編者にいろいろコメントをもらい、原稿の分量を縮小し、中味も何度何度も修正をしました。
そのため、逆に、私の主張が先鋭化され、自分では気に入った論考の1つになっています。
来月、ラテンアメリカ学会研究年報に、グアテマラ先住民共同体の地方自治についての論文、夏には、今度は書籍収載のかたちで「ツキノワグマジュゴン」に関する論文――野生動物が〈人間様の自然保護や平和運動〉を語る象徴になる社会過程を考察したもの――が出ます。
それぞれテーマも結論の着地点もバラバラで、周囲の人たちから完全にスキゾ扱いされていますが、私のなかでは統一した主義や主張、すなわち「人間は自ら紡ぎ出した意味論のシステムに呪縛されることにより、人間の可能性を発揮すると同時にその限界を露呈する」があるつもりです。
どうか、お楽しみください…………