信じられない話

mitzubishi2010-04-27

某X研究機関のX氏から「Y国の医療人類学者いるけど、そいつがJJJ(日本の有名な学術文化交換事業団体)に応募してくるので、受け入れ教員として受けてくんない?」の依頼。
私が本人がグラントをゲットしてくるのなら、机もサービスもないけどいいねと返事。
Y国のそいつのCVが送られてくる。
いつもなら、申請書を本人が必要事項を記載して、推薦欄あるいは受け入れ予定教員の記載欄に簡潔に記載するだけじゃない?(まだ申請前で採択が決まっていないからね)
ところがこいつは「申請書は日本語で先生が書いていただくようになってるんです」の返事。なにかおかしい
じゃあファイルを送れ、あるいはURLを知らせろとY国の奴にメール。
そのURLをみて、びっくらこいた!
なんとその申請書は「招へい研究者」の申請者の用紙。つまり、そいつが自分でグラント申請するのではなくて、見ず知らずの俺がわざわざ書類をかいてそいつを招へいする、これの作業をやれという申請書だ。
これには切れて、X氏とそのY国の奴に、通常の常識を逸脱した手続きにおれをハメないでください、あなたたちには常識がないのか、と抗議。
Y国の野郎は、俺が招へいしてくれないので、今期の渡日は無理になった(当たり前だろ!)と呪詛を含んだ意趣返しのメール。
X氏からはなんの釈明の連絡もない。
腹が立ちますね、こんなことは信じられる話なのでしょうか?