日本のインフォーマル・セクター

mitzubishi2008-12-10

▼ノン・プロフィット・バット・ウィズ・バイオレンス・オーガニゼーション
Non-Profit but with Violence Organization, NPVO in Japan.
「調べでは、小舟容疑者らは、ミャンマー国籍のブローカーの女(27)=同法違反容疑で既に逮捕=と共謀。05年4月、いずれも同国籍の女(33)ら5人を都内の飲食店で働かせる目的で不法に入国させた疑い。/小舟容疑者らは、ブローカーの女の親族女性(44)を通じ、ミャンマー日本語学校の卒業証明書を偽造。さらに自分が経営する中央区の貿易会社やソフトウエア開発会社などとうその雇用契約書を作成し、東京入国管理局に提出し、在留資格証明書を得ていた。5人はそれぞれ約150万円を小舟容疑者らに謝礼として支払っていた。/また、135人のうち約9割が中国籍の男女で、小舟容疑者は9月、中国・広州の日本総領事館NPOの名前を出したうえで「在留資格証明書が出ているのに、なぜ早くビザを発行しないのか」と抗議したこともあったという。/小舟容疑者は「飲食店などで働かせたことは認めるが、集団密航は大森容疑者の依頼でやった」と供述し、大森容疑者は「集団密航させたという認識はない」と容疑を否認しているという。/NPO法人は03年設立。ホームページによると、福祉の充実などを目的とした情報収集や調査研究が主な事業。組対1課によれば、活動実態はほとんどなく在京の指定暴力団とも関係があったという」(headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081210-00000036-mai-soci)。

▲ジ・アルティメイト・コミュニケーション・デザイン
the ultimate Communication-Design, UCD in Japan
「2カ月間で約6300万円も売り上げていたイラン人による違法薬物密売事件は、覚醒(かくせい)剤などが予想以上の規模で一般社会に蔓延(まんえん)していることを改めて裏付けた。来日間もないアリ・レザ・ジャムシディ容疑者(31)は日本語が話せず、大阪の地理もほとんど知らない。そんな外国人が短期間で収益を上げることができた背景に、末端の密売人を即席で作り上げるイラン人グループの「密売システム」の存在が浮かび上がってきた。/「イランでは独身なら1万円あれば10日は暮らせる。日本人はどうしてあんな高いもの(違法薬物)を買うのか不思議だ」/調べに対し、こんな供述もしているというジャムシディ容疑者は、密売で稼ぐために日本へやってきた。9月4日に成田空港へ入国したが、薬物密売に関してはまったくの素人だった。/ところが、同月8日に来阪後、大阪市東成区内のマンションで密売グループ関係者が2日間にわたり、薬物の小分けや密売の方法について指導。入国から1週間もたたない10日から毎晩、密売するようになった。/密売の流れは、グループの男が持つ「客付き携帯電話」に注文が入ると、男がジャムシディ容疑者に連絡。あらかじめ地図上に設定された1番から16番までのポイントを指定し、自転車で密売に行かせるというものだった。/「○番の地点に止まっている白い車の男に覚醒剤を渡せ」。記号化した単純な指示を出すことで、日本語も話せない外国人が末端の密売人として即戦力となっていた。/麻薬取締部の捜査関係者は「関西ではイラン人による組織的な密売はないといわれていたが、短期間にこれほどの売り上げがあるとは予想をはるかに超えている」と驚きを隠さない。密売がいつごろから行われていたのか、購入客の特定も含め、薬物汚染の実態解明が進められている」(headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081210-00000525-san-soci)。