実験収監と研究プログラムの推移

いま、ジャッキー・マクリーンとジョン・ジェンキンスの火の噴くようなアルトサックスのバトルを聴きながらようやく、第9章「第一次視覚野の特徴抽出性」(佐藤・福田『脳と視覚』2002年)に到達したところ。それまでの構造から機能を推論する議論から、9章からは、機能により特化した〈構造〉の話になるので、私の理解は完全についていけなくなりました。確かに引用論文の出版年をみると90年代以降のもので、私が今はない?高次研生理での耳学問より遙か以降の世界であることがわかりました。浦島太郎の押っ取り刀の中年のオッサン(今日パスポートの申請で用紙に年齢を書いた時に自分の歳を思い出したのだが、基礎工の塚原先生が日航ジャンボの墜落で亡くなった年齢と同じであることを気づきました――ちなみに、ホンジュラス共和国の電気の届かなかった村に数日遅れて届いた新聞(1985年8月)でこのニュースを知りました)。みなはん、悪い看守(=凶師)が跋扈するワードでの収監にめげず実験がんばってね。