外国人集住都市会議2007(美濃加茂市)など

外国人集住都市会議2007(美濃加茂市)
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◎アデノウィルス変異
「風邪の症状を引き起こすアデノウイルスが変化した変異型のウイルスによって、過去1年半の間に米国で10人が亡くなったことが、米疾病対策センターCDC)の調査でわかった。/CDCは、感染拡大の危険性があるとして各州の公衆衛生担当者などに注意を呼びかけた。/CDCによると、変異型のアデノウイルスは昨年5月、ニューヨーク州で生まれた新生児で初めて見つかった。新生児は脱水症状を起こし、食欲をなくして生後12日で死亡した。/オレゴン、ワシントン、テキサスの各州でも合わせて少なくとも約140人が感染したことが確認された。/アデノウイルスに対しては現在、効果的な治療法はなく、安静にするなどの処置が通常行われている。どのような遺伝子変異によって、症状の悪化につながっているかはまだ分かっていないという」(headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071117-00000315-yom-soci)。
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◎トンデモサイエンスも、ここまでくれば立派?(それともトンデモ科学者の論理の奇妙な矛盾を見抜けない報道記者の責任か?)しかししっかり「スキゾフレニー」が、これによると遺伝病にされていることが、おそろしいねぇ。これは報道ではなく誤報という犯罪である。あるいはトンデモサイエンスを報道するトンデモ記者を暴くための教材として優れているかもしれない。

「<統合失調症>原因遺伝子の一つ、マウス実験で特定/11月19日11時1分配信 毎日新聞イワシなどに含まれるドコサヘキサエン酸(DHA)などの不飽和脂肪酸の体内への取り込みに関係する遺伝子が、統合失調症の原因遺伝子の一つであることを、理化学研究所や東北大などの研究チームがマウスを使った実験で特定した。不飽和脂肪酸は胎児の脳の形成過程に必要な栄養素で、妊娠中の不飽和脂肪酸の摂取が不十分だと、統合失調症発症につながる危険性があることも示唆する結果だという。/研究チームは、音の刺激への反応が統合失調症の患者とよく似たマウスを正常なマウスと掛け合わせ、その孫世代のマウス1010匹の全遺伝情報を詳しく調べることで、発症に関係する遺伝子を絞り込んだ。/その結果、DHAや卵などに含まれるアラキドン酸などの不飽和脂肪酸と結合し、細胞内に取り込むのを助けるたんぱく質を作る「Fabp7」という遺伝子との相関が強かった。この遺伝子を欠くマウスは、脳の神経新生が少なくなることも確認した。この遺伝子は人間にもある。/統合失調症の発症には複数の遺伝子と環境要因が複雑に絡み合っていると考えられている。栄養も関係し、妊娠中に飢餓状態に置かれた女性から生まれた子供は、統合失調症を発病する危険性が2倍に高まることが知られているという。/理研脳科学総合研究センターの吉川武男チームリーダーは「妊婦が適切な量の不飽和脂肪酸を食べることで、統合失調症の発症予防ができるのか研究を進めたい」と話している。【西川拓】」(headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071119-00000022-mai-soci)
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◎あ〜〜あ〜これもサイエンス、あれもサイエンス、だだだだん(タチコマ合唱団歌風に……)う〜ん、両方とも毎日新聞なのは偶然か?

「脳:「ヒトの脳に無限の可能性」 京大霊長類研教授、岐阜高で“授業” /岐阜/県立岐阜高校岐阜市大縄場)で17日、「脳の世界をサイエンス!〜昆虫の脳からサル・ヒトの脳へ」と題して、大学教授の指導で生徒たちがさまざまな実験をした。/希望した生徒20人に対し、脳科学の教授が9日から4回に分けて講義や実験を実施。17日は京都大学霊長類研究所(愛知県犬山市)の三上章允教授が講義し、生徒たちはヒト、チンパンジーなどの脳の標本を観察した。/また生徒たちは脳の組織がどのような細胞からできているかを知るためアカゲザルの大脳皮質の切片を顕微鏡で観察。さらにヒトやマウスなど大きさの違う6種類の脳に実際に触れ、重さを体感したり、表面を観察したりした。三上教授は生徒たちに「脳が小さくても賢いサルはいるので、必ずしも大きければ良いというわけではない。ただ脳が大きいと神経細胞の数も多く、複雑な作業ができるため、ヒトの脳は無限大の可能性を秘めている」と説明した。/医学部を目指しているという2年生の東松由羽子さん(16)は「ヒトの脳は硬くて重かった。実際に脳に触るのはなかなかできないことなので、貴重な経験になった」と話した。【鈴木敬子】」(mainichi.jp/area/gifu/news/20071118ddlk21100042000c.html)