中東情勢:イラン

「イランのアハマディネジャド大統領は3日、1989年に死去した前最高指導者ホメイニ師の命日である4日を前に演説し、「イスラエル滅亡の秒読み」が始まったと語った。ロイター通信が伝えた。/同大統領は、2005年にイスラエルは地図から消し去られるべきだと述べるなど、同国への挑発的発言を繰り返しており、欧米などから非難を浴びている。/同大統領は、昨年夏のレバノン侵攻にイスラエルが失敗したと指摘、「シオニスト体制(イスラエル)滅亡の秒読みボタンがレバノンパレスチナの戦士たちの手により押された。近い将来、この体制の滅亡を目撃するだろう」と語った。/一方、アハマディネジャド大統領は同日の別の演説で、イランは既に核技術を保有する国家になったと強調。「われわれは核(開発)の権利をわずかなりとも手放すつもりはない」と述べ、国際社会からのウラン濃縮活動停止の要求に応じない姿勢を改めて明確にした」(headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070604-00000015-jij-int)。