Automated External Defibrillator,AED

和訳は、自動体外式除細動器(Automated External Defibrillator,AED)の爆発的な普及。
AED自動体外式除細動器)の設置が、そこら中におこなわれるようになった政治経済的背景にはどんなもんがあるんじゃ?――儂らの職場にもおかれるようなった。そのうち講習会にも出なくてはならないようになるじゃろう(除細動をやるかどうかは機械が判断してくれる――だからオートマチックなのだ――ので素人でも簡潔に使えるらしいが)。業界のロビー活動、厚生議員の働きかけ、ならびに、医療関係者の関与とは?
というわけで、ウィキを調べると次のような言及があった。「日本で、一般市民がAEDを使用できるようになった背景には、アメリカ心臓協会(AHA:American Heart Association)が中心となって策定した救急蘇生国際ガイドラインによりAEDの高い有効性が実証されたことと併せて、2002年に高円宮憲仁親王がスポーツ活動中の心室細動により急逝したことの影響も大きいとされている」と。宮様の死亡で大きく社会問題化されたようにはゲンノスケは記憶していないが、国会での議員工作の説得材料にはとても言い話題ではある。
非医療従事者による自動体外式除細動器(AED)の使用のあり方検討会報告書厚労省
ん? これもEBMの動きと連動?上記文献の引用に以下の2文献があった。
_Richard LP, Jose AJ, Robert CK, et al. Use of automated external defibrillators by U.S. Airline. N Engl J Med 2000; 343: 1210-6
_van Alem AP, Vrenken RH, de Vos R, et al. Use of automated external defibrillator by first responders in out of hospital cardiac arrest: prospective controlled trial. BMJ.2003; 327: 1312-6

虎の穴
これのページみたら、いかにも鉄火場が好きそうな人がつくったエヴァンジェリズムに充ち満ちている。

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さて閑話休題、線香はどうやってつくるのか?
さすが井之口章次だ。説明が簡潔でわかりやすい。ニッポニカの記述である。「原料は沈香(じんこう)、丁字(ちょうじ)、白檀(びゃくだん)、麝香(じゃこう)などで、燃焼を助けるための松脂(まつやに)、接着材として蜜(みつ)や糊(のり)、それに黄土、緑、茶、黒などの染料を加えて練り、底に多くの穴をあけた容器に入れて押し出し、切って乾かす。」